特定技能外国人を雇用・採用する際の事業者の選び方は?
2022.2.4 採用・雇用

2019年に新設された特定技能外国人制度を活用して、人手不足を解消する企業さまが増えてきました。でも外国人材の紹介業者は色々あるけど、どんな基準で業者選びをしたらいいものか…と迷うことも多いのではないでしょうか?特定技能での採用時には専門分野が絡むので、コストと効率を考えると業者選びが何より成功のカギです!ここからポイントをいくつかご紹介します。

特定技能のビザ手配にかかる費用を確認する

特定技能ビザで外国人材を採用する際、通常ビザ手配を弁護士や行政書士に依頼しますので、1名あたり相場で10~15万円程度の別途費用がかかります。特定技能外国人を専門に紹介する事業者であれば、ビザ申請を安く手配してくれる場合もありますので、人材紹介料以外にビザ手配費用はどれくらいかかるか、どこまで社内で書類準備が必要か、など事前に確認しておくとよいでしょう。

ビザ申請にまごついたり書類に誤りがあると雇用時期がどんどんズレ込んだり、最悪ビザの許可が下りない!なんてトラブルも。また紹介料は安価でもビザ手配料が高いと結局コスト増になります。外国人材を採用する際には必ず「ビザ」が関わってきますので覚えておきましょう。

「人材紹介業」だけでなく「登録支援業」の許可もある事業者か?

特定技能外国人を採用する際、国から義務付けられているのが『採用した外国人を「登録支援機関」の事業者がサポートすること』があります。雇用契約書の母国語説明から、入国時の生活全般サポート、勤務開始以降も定期面談実施など特定技能で働く限りずっと第三者によるサポート義務が条件なのです。

この事業者は全国に6000以上ありますが、可能なら紹介事業者がそのまま採用人材を雇用後も見続けていった方が効果的なはず。当然ながら採用前から関わっているので思い入れもありますし、企業側の状況もよく把握しているので中立な立場で相互理解を促してくれます。提携先の「登録支援機関」業者を紹介されるケースもありますが、そこはやはり一貫して自社対応してくれる業者の方がお互いにとって安心でしょう。

その国の外国人材を紹介する理由や背景があるか?

特定技能として日本と二国間協定を結んでいる国は22年1月現在13ヶ国あります。外国人材の紹介を受ける際、その事業者がその国とつながりがどれくらいあるか?もポイントかと思います。中には誰彼構わず海外の業者と提携だけ結んで、候補者の管理状況などほとんど把握できていない事業者も多くいるのが実情です。「当社は○○な理由でこの国、地域と繋がりがあって候補者をこういう風に募集し管理している」「この候補者はこういう人柄でこんなことが得意です」など話をしてくれる事業者だと候補者をよく管理できている証拠。採用する側も安心ではないでしょうか。

まとめ

以上、外国人材の紹介事業者を選ぶ際のポイントをご紹介しました。アセアンパートナーズはもちろん登録支援機関であり、特定技能ビザの申請も紹介料に全て含まれていますので安心してご相談くださいね!